FXにおけるオシレータ系指標「RSI」

RSIの特徴

RSIの特徴は、現状の相場の状況を正しく読み取ることができるという点にあります。

一般的な指標というのは、あくまでも為替相場の数値のみを参考にしてどのような動きをするのかということを予測します。

一方で、RSIは為替相場の動きからその裏側に存在する投資家心理を読み取ることに大きな意味が存在します。

チャートは単なる数値のグラフに過ぎないため、余計な感情を入れずに数値を分析していくのが通常です。

しかし、このような数字のみの分析を行ったとしても現状の投資家の市場の捉え方を把握することはできません。

RSIでは、こういった取引に参加している投資家の心情を把握することで利益を出していくという大きな特徴が存在するのです。

 

 

RSIの優位性

RSIの優位性は、他の指標と比較するとは非常にわかりやすいです。

一般的な指標というのは、これからどのようにして相場が変動していくのかという予想を立てていかなくてはいけません。

分析をした結果、どちらの方向に進んでいくのかということを自分で考えなくてはいけないわけです。

一方で、RSIは現状の相場がどのような状況にあるのかということを瞬時に把握できます。

具体的には、今の相場が変わりすぎているのか、それとも売られすぎているのかという二者択一で選択することができますので、将来的な相場の変動を含めても非常に考えやすい仕様となっています。

本来なら数値上に現れない投資家の考え方を数値化できますので、他の指標と比較しても大きな優位性が存在するといえます。

 

 

RSIの使い方

RSIの使い方はとても簡単です。

例えば、RSIの数値を見て相場が買われすぎていると判断できるのならば所有している通貨をそのまま売れば問題ありません。

一方で、相場が売られ過ぎていると数値にでてた時には通貨を買えば良いと判断できます。

RSIの魅力は、自分で細かな予測を立てなくて良い点にあります。

その数字がどちらか一方の頂点まで来た時に、ほぼ必ずそれまでとは逆の方向に数値が進め始めることになるからです。

そのため、現状で買われすぎたり売られすぎたりしているとでている時には、それとは反対の行動を取引で行っておけば利益を出しやすいということがわかります。

RSIは短期的な現状を読み取るために大切な指標であるため、それに合わせた使い方をしておけば間違いありません。